hair salonユルム深谷稲荷の内装設計コンセプトをご案内します。
このサロンは、単なる「美容施術の場」ではなく、「30~40代の大人女性が、自分と向き合う時間を過ごす場所」として設計されています。
デザインコンセプト:『余白を残した空間設計』
『余白』を生む時間とは
仕事、家庭、役割を多く持つ現代人、
忙しない時間に追われ、目まぐるしく変化する情報にのまれそうになります。
そうした日々の中で、ふと立ち止まり——
- 「今、心地良さを感じるのはどんな時だろう」
- 「気が張って、深呼吸できていないな」
- 「鏡の中の自分、なんだか疲れて見える」
こうした問いと向き合い、答えを急がず『余白』から生まれる心のゆとりを作っていく。
hair salonユルム深谷稲荷では、装飾で着飾らず、本来の自分と向き合う『日々の余白』を生む空間を目指しています。
なぜ、自分との向き合い方が大切なのか
仕事、家庭、介護など自分に与えられた役割を過ごす中、心身の疲弊に気づくのは——多くの場合、「手遅れになってから」です。
- 肌荒れ、白髪の増加、肩こり
- イライラ、不眠、疲労感
- 何もやる気が起きない虚無感
これらの症状は、実は「心身が限界に達している信号」です。
「予防的に、定期的に自分と向き合う習慣」
これが、hair salonユルム深谷稲荷が提供したい価値です。
ヘッドスパを受けながら、カラーを待つ時間に、情報過多な脳を休め、今を楽しむ余白をつくる。
そうした小さな余白時間の積み重ねで——
「疲弊する前に、自分に気づき、整える」という習慣が生まれると考えています。
空間設計の5つのポイント
ポイント① 色彩設計「ニュートラルで上質なトーン」
なぜ、色彩が重要なのか
色彩は、人間の心理状態と身体的なリラックスに、最も直接的に影響を与える要素です。
hair salonユルム深谷稲荷では、以下の色彩設計を意識しました。
基調色の選定
| 色 | 使用場所 | 効果 |
|---|---|---|
| グレージュ系 | 壁・床・天井 | 心を落ち着かせ、時間を忘れさせる |
| 白・クリーム | 天井・上部空間 | 開放感と清潔感を演出 |
| くすみグリーン | アクセント(観葉植物など) | 自然とのつながり、心身のバランス |
| 深い木材色 | 家具・カウンター | 安定感、信頼感、温もり |
色彩設計の狙い
「自然色がまとう、やすらぎ」
5年、10年と時間が経っても古びないニュートラルなトーンを選びました。
なぜなら——
- 流行に左右されない落ち着きが、お客様に安心感を与える
- 「華やかさ」より「自然に溶け込むトーン」で安らぎを感じる
- 大人女性が「何度も訪れたい」と思えるには、時間を超えた価値が必要
だからです。
ポイント② 素材選定「天然素材による『呼吸する空間』」
素材が作る「空気感」
化学的な素材だけの空間は、無意識のうちに「違和感」や「息苦しさ」を生み出します。
hair salonユルム深谷稲荷では、天然素材を活用することで、「呼吸するような、生きた空間」を実現しています。
使用予定の主要素材
木材(ヒノキ・オークなど)
- 位置:施術ユニットの枠、家具、カウンター、床の一部
- 効果:温もりと信頼感、自然由来のリラックス香気
- メンテナンス:経年変化による味わい深さが増していく
石材(大理石・スレートなど)
- 位置:カウンター天板、洗面エリア、アクセント壁
- 効果:高級感、耐久性、自然の質感
- メンテナンス:適切なメンテナンスで、年々深みが出る
植物(観葉植物)
- 位置:待機エリア、スパゾーン、壁面グリーン
- 効果:自然とのつながり、空気浄化、心理的なリラックス
- メンテナンス:定期的なケアで、常に「生きた空間」を保つ
素材選定の哲学
「素材は、その由来を語る」
hair salonユルム深谷稲荷では、単なる「装飾」ではなく、「その素材がどこから来たか、その背景を感じさせる素材選び」を心がけています。
結果として——
- 訪れた顧客が「自然とリラックスする」
- スタッフも「整った環境で仕事をする喜び」を感じられる
- 空間全体が「生きた、呼吸する環境」になる
ポイント③ 照明設計「肌色を美しく見せる光環境」
なぜ、照明が美容空間で重要か
「同じ顔でも、照明が変わると印象が大きく変わる」
これは美容業界では常識です。
hair salonユルム深谷稲荷の照明設計では——
照明計画の3層設計
1. 基本照明(全体を照らす)
- 色温度:4000K(温白色)——肌を自然に見せつつ、落ち着きのある色温度
- 配置:天井全体に均等に配置
- 効果:作業性と心理的リラックスの両立
2. 局所照明(施術エリア)
- 色温度:3000K(電球色)——温かみ、親密感
- 配置:各施術ユニットの上部、鏡周辺
- 効果:「自分の肌を正確に、美しく見える状態で見つめる」環境
3. 間接照明(雰囲気を作る)
- 色温度:2700K(暖色)——癒し、リラックス
- 配置:壁面、天井のコーニス、観葉植物周辺
- 効果:「日常とは異なる、特別な時間」を演出
照明が実現するもの
「朝日が差し込む自然な光」のような、人間が本来好む光環境を再現することで——
- 施術を受ける人が、「ここにいると、心がホッとする」と感じられる
- スタッフが「この環境で施術したい」と思える環境が生まれる
- 鏡に映る自分の肌が「美しく見える」ことで、心理的な安定感が生まれる
ポイント④ 音環境「施術に集中できる『静寂と音楽』」
「音」が心身に与える影響
アロマテラピーと同じレベルで、音環境は心身のリラックスに直接影響を与えます。
音環境設計
BGM選定
- 選曲:ヒーリング系、アンビエント
- ボリューム:会話を自然に行える程度(50~60dB)
- 目的:「施術に集中できる」と「スタッフとの対話も自然」のバランス
個室シャンプーブース
- 施術スペースとの隔たりを設け、没入体験を演出
- 効果:プライバシーと集中力の確保
水音と自然音
- スパゾーン:シャンプーやスパでの水音が、聴覚から癒やしを体感
- 効果:自然音がもたらす心理的な落ち着き、瞑想的な状態への誘導
音環境の狙い
「同じ施術でも、音環境が違うと、リラックス度が大きく変わる」
hair salonユルム深谷稲荷では、「どの時間帯に訪れても、心が整う音環境」を設計しました。
ポイント⑤ 動線設計「プライバシーと開放感の両立」
なぜ、動線設計が大切か
人が「心地よい」と感じるかどうかは、実は、目に見えない『動線』が大きく影響しています。
hair salonユルム深谷稲荷の動線設計
入口から施術ユニットまでの流れ
- 入口:外からの視認性を高め入店し易い心理設計
- 受付エリア:スタッフとの初期対応、問診・ヒアリング
- 施術ユニット:外との視線をずらす効果を狙い、店内にステップを設計
- スパゾーン:半個室または個室のプライベートゾーン
各ゾーンの特徴
| ゾーン | 特徴 | 目的 |
|---|---|---|
| 入口 | オープンで明るい | 来店時の不安を軽減、スタッフとの信頼構築 |
| 受付 | 半開放的 | 日常から美容モードへの心理的切り替え |
| 施術ユニット | 視線の誘導 | 外との視線をずらしプライベート空間を演出 |
| スパゾーン | スパ体験に没入 | 施術スペースと区切り体感に集中できる |
設計の狙い
「プライバシーが必要な場面では完全にプライベートに、コミュニティを感じたい場面では開放的に」
その瞬間瞬間で、心理的な状態が変わるような「流動的な空間構成」を目指しています。
お客様が求める「空間体験」
「30~40代大人女性が、hair salonユルム深谷稲荷に期待する体験」
来店前の心理状態
- 疲れている
- 忙しい
- 心身のケアが後回しになっている
- 「自分のために時間を使う」ことに、少し申し訳なさを感じている
来店時に感じてほしい変化
「ここに来て、正解だった」と思う瞬間
- 入口を入った瞬間
- 「良い香りがする」という癒やしへの導入感覚
- 日常の喧騒から隔離された感覚
- 施術を受け始めた時
- 「自分の心身と向き合う時間」の実感
- 「誰かに任せられている安心感」
- 施術後
- 肌や髪の変化を鏡で見て、「整った自分」を実感
- 心身が軽くなった感覚
- 「また来たい」という気持ち
そうした体験を実現するために
上述の5つのデザインポイント(色彩、素材、照明、音、動線)が、すべて「この心理的な体験の流れ」を支えています。
シェアサロン利用者のための設計
「美容師が『myサロン』として活用するための環境」
hair salonユルム深谷稲荷のデザインは、一般向けサロンの顧客だけでなく、シェアサロン利用者(美容師)の満足度も同時に実現します。
シェアサロン利用者に感じていただける価値
- 「ここなら、顧客を呼びたい」と思える環境
- 上質なデザイン、清潔感、整った空間
- 顧客に「ここで施術してもらいたい」と感じさせる環境
- 「ここで働きたい」と思える環境
- 心地よい音、光、素材に囲まれた場所
- 長時間の施術でも疲れにくい人間工学的設計
- 「プロとして誇り高く仕事ができる」という環境
- 「ここなら、ビジネスとして成り立つ」と思える立地・設計
- アクセス性、見た目の上質さが、集客力に直結
- 複合的な魅力(スパゾーン、待機エリアの設営)が、顧客単価の向上につながる
最後に:なぜ、デザインにこだわるのか
「デザインは、単なる装飾ではなく、『事業理念を物理空間で実現するツール』です。」
hair salonユルム深谷稲荷の理念——
- 女性美容師が「キャリアを諦めない」選択肢を作る
- 大人女性が「心身の健康」を優先できる環境を作る
- 地域に「女性活躍の具体的なモデル」を示す
これらは、すべて「空間設計」を通じてこそ、現実化します。
色一つ、素材一つ、照明一つが——
「訪れた人の心や身体に、どのような影響を与えるか」
hair salonユルム深谷稲荷は、その一つ一つに向き合い、設計されています。
2026年8月のオープンで、この『余白を生む空間』へ、ぜひ訪れてみてください。